基準地価の全国平均が2年連続でプラスとなり、地方も31年ぶりに上昇となった。7月1日時点の基準地価は、1年前と比べ、住宅地プラス0.7%、商業地プラス1.5%と、2年連続の上昇だった。住宅地・商業地ともに、地価の上昇率の上位を占めたのは北海道・千歳市で、半導体メーカー・ラピダスの進出を受け、雇用増加や事務所用地の需要高まりが要因となる。また、インバウンドの回復も顕著となり、岐阜・高山市や、東京・大東区浅草でも価格上昇が拡大した。地方では平均プラス0.3%と、31年ぶりに上昇に転じた。
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