今年1月に埼玉県八潮市で大規模な道路の陥没が起きトラック運転手が死亡した事故を受け国交省が全国自治体に要請、宮崎市では設置から30年が経過した直径2メートル以上の下水道管を対象にきょうから道路陥没につながる腐食や破損がないか調査を始めた。作業員らは下水道管内に入り壁や天井などを目で見て点検していた。宮崎市では八潮市の事故を受けことし2月にも腐食が起きやすいとみられる50か所の緊急点検を行った結果、異常は確認されなかった。今回は市内全域の約18キロの下水道管を今年度末までに調査する予定で以上が確認された場合補修や補強工事を行うことにしている。宮崎市下水道整備課佐土原主幹は「市民生活や安全などに直結するので陥没事故が起こらないよう今回の点検を行って未然に対策していきたい」としている。