気象庁と国土交通省は気象に関する防災情報について、災害の種類ごとに5段階の警戒レベルにあわせ再編し、関連する法律を改正するなど準備を進めており、新たな情報について来年の5月下旬から運用を始める。新たな情報は大雨浸水、河川氾濫、土砂災害、高潮の4つの災害について、警戒レベルの水位とレベルに対応する名称を組み合わせて発表される。特別警報と警報の間に新たに危険警報を設け、レベル5は特別警報、レベル4は危険警報、レベル3は警報、レベル2は注意報、レベル1は早期注意情報と発表される。レベル3は高齢者などが危険な場所から避難するタイミング、レベル4の危険警報は全員が危険な場所から避難するタイミング、レベル5の特別警報はすでに安全な避難ができず命の危険な状況を示す。
