映画「国宝」で歌舞伎化粧を担当した日比野直美さんは、映像での仕事は今回が初めてだったという。日比野さんを抜擢したのは、ヘアメイクチームのトップでキャリア40年以上の豊川京子さんだった。豊川さんは「最初は全部やれと言われたが、私は本当ににわか。にわかな者たちがやってはいけないと思った」などと語った。歌舞伎化粧を任された日比野さんのこだわりは細部にわたり、目の輪郭を強調する歌舞伎の化粧技法「目張り」を人物によって変えたという。目元の線一本をも突き詰め、匠の技でハリウッドをも驚かせた。期待されるノミネート作品の発表は、今月22日。
