中国の国家市場監督管理総局はきのう、アメリカの半導体大手エヌビディアについて、独占禁止法違反などの疑いで予備的調査を実施したところ違反が認められたと発表。どのような形で違反したかは明らかにしていないが、エヌビディアによるイスラエル企業の買収にあたり、承認条件にも違反したとして追加調査を進めるとしている。違反が確定すれば巨額の罰金が科される可能性もある。中国政府は今月13日、アメリカが半導体分野の輸出規制などで差別的措置を講じた疑いがあるとして調査すると発表していた。規制を強化するアメリカに対抗姿勢を示している。