経済危機が続くアルゼンチンの大統領選挙。チェーンソーを振りかざし大胆な予算カットをアピールし、「中央銀行を廃止し通貨を米ドルにかえる」など過激な主張でアルゼンチンのトランプなどと呼ばれるハビエル・ミレイ氏が新大統領となった。またオランダではトランプ氏に共鳴して移民排斥を掲げてきたウィダース氏率いる極右政党「自由党」が第一党となった。EU離脱やコーラン禁止など他党とは相容れない極端な主張を行い、議席数も過半数には程遠く、連立政権樹立には難航するとみられている。松原さんは「アルゼンチンは今もつづく経済危機の反動だろうけど、いま心配なのは欧州。オランダだけでなく欧州全体に極右の政党が存在感を増してる」などとコメントした。