立憲民主党の代表選挙。きのう立候補を表明した立憲民主党・野田元総理大臣は、国民民主党との関係強化に前向きな姿勢を示した。一方で野田元総理は「エネルギー政策は重要ポイント。参院選まで固めるのは簡単でないかもしれない」と述べ、「次の衆議院選挙に向けては、小選挙区での候補者調整などを優先的に進めたい」という考えを示した。また野田元総理は、立憲民主党・小沢一郎衆議院議員の事務所を訪れ、立候補表明したことを報告。再選を目指す立憲民主党・泉代表は、推薦人の確保について「取り組みは続いている。切迫してきて、大変だという感じは全然ない」と述べた。またリベラル系の議員で作る党内最大グループは、顧問・枝野前代表への支援を軸に対応していくことを決めた。立憲民主党代表選挙は、来月7日の告示まで1週間余。枝野前代表と野田元総理に加え、泉代表らが推薦人を確保して立候補を表明するのか、来週構図が固まることになる。