ネットの声を見える化ブロードリスニングを紹介。分布図では選挙戦終盤に各党の政策・公約に寄せられたXの投稿などをAIが分析したもので多くのエリアを占めているのは「増税・減税政策への関心」だった。具体的には「自民党が敗北する可能性があるとすれば度重なる増税が国民の生活に大きな影響を与えていることが原因かもしれない」「日本の経済状況が悪化した原因として長期政権を担う特に自公政権に対して(就職)氷河期に有効な政策を行わなかった」との意見があった。安野氏は「新卒一括採用をしている、世代によって就職率が高いような世代もある格差を解消していくほうが本質的な問題の解消になると思う」などと話した。また岸田政権の行った定額減税について小栗氏は「一定の効果は遭ったと思うが今の物価上昇を考えたら焼け石に水だった。本質的な問題を出してそこに対する解決策をみなさんは求めていると思った」と話した。「減税と社会保障改革への期待」では「扶養控除の制限を見直してほしい有能な人材が扶養控除の影響で働けない状況に不満」「庶民の苦しみを知らない金持ち立候補者に批判的」などの意見が寄せられた。また分布図では「自民党への批判と野党の政策不足」「国民民主党の政策評価と支持拡大」があったが安野さんは「気をつけなければならないのはこれはX意見で他媒体で受けている候補者は違っていたように見える」とした。ブロードリスニングは世論調査のようなものでなく、間違いやフェイクも反映する可能性は要注意とした。