テレビ朝日の単独インタビューに応じた国民民主党・玉木雄一郎代表は「約30年間、1ミリも動かなかった壁が動いた」と語った。きのう閣議決定された経済対策には国民民主党が掲げる「103万円の壁」の引き上げが明記された。目指す引き上げ額は178万円。国民民主党がその根拠として挙げているのは最低賃金の上昇。103万円の壁ができた1995年と比較すると現在の最低賃金は当時の1.73倍に。据え置きとなっている所得税の課税ライン「103万円」も1.73倍にすべきとしている。一方で地方からは、178万円に引き上げた場合の税収減を懸念する声も。