- 出演者
- 大竹まこと 阿川佐和子 ビートたけし 東国原英夫 安部敏樹 高陽子 岸博幸
女性初の自民党総裁となった高市早苗氏。議員になる前はキャスターやコメンテーターとして数多くのテレビ番組に出演していた。そして1992年に無所属で参議院選挙に出馬するも落選。その後は政治評論家として活動した。そして翌93年に再び無所属で衆議院選挙に出馬し初当選。議員になってから今に至るまで政治信条はブレていない。そんな高市氏はマーガレット・サッチャー元英国首相を目指す政治家に掲げている。英BBCは「日本版“鉄の女”という野望に近づいた」と報じている。
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こうした中、10月10日に公明党が自民党に対し連立解消を申し入れた。政治とカネの問題を巡り、公明党が求めた規制強化などについて自民党の対応が不十分だとみなしたからだという。公明党を失えば、自民党は維新・国民どちらか一党だけの協力では総理指名選挙で過半数をとれない。一方で立憲民主党が維新・国民と組めば数の上では自民党を上回る。立憲・安住幹事長は「決選投票の組み合わせ次第で十分政権交代の可能性が出てきた」、国民・玉木代表は「内閣総理大臣を務める覚悟はある。立憲さんからのお声がけはありがたいが、国民民主党の考えと同じく歩めるかどうか確認してほしい」などと話した。
オープニング映像。
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高市さんが新総裁になられたということは、総理になる可能性は高いという。自民党執行部の人事は決まった。麻生派が3人も入っている。カネの問題の萩生田光一さんも入っている。麻生政権と言われているとのこと。人事は麻生さんにお任せしますと高市さんが言った。取り巻きは女性が多い。飲み会に参加することで情報を得られるとのこと。統一教会問題と裏金問題が自民党を衰退させた。しかし、裏金議員も統一教会絡みの人もいる。小泉派と林派は1人も入っていない偏向人事だ。岸さんは裏金問題ではないという。萩生田光一さんが幹事長になったのは評価するとのこと。萩生田光一さんは選挙に強いとのこと。ワークライフバランスという言葉を捨てると高市氏が言う。中国から見ても、日本人は働き過ぎだ。政治家と経営者は労働基準法の対象外だ。
高市新総裁への期待と不安。19年前高市早苗さんはTVタックルに出演。高市さんは中国により、唐家璇さんに会ったという。「終戦の日」「春秋の例大祭」に靖国参拝していた高市さん。10月の例大祭は参拝を見送るとのこと。新華社通信は、「日本の右翼政治家の代表的な人物であり、積極的な財政政策と防衛費増額を主張している」だと報じている。環球時報は「警戒を保ち必要なときは断固として戦わなければならない」と伝えた。韓国では、中央日報が「日本の政治史の針が、官日関係が史上最悪に達した安倍時代に回帰するのではないかという憂慮の声もある」と報じた。10月下旬に来日予定のトランプ大統領。高市さんが総理に指名されたら、日米首脳会談の大仕事が待っている。高市さんは大学卒業後、26歳で渡米。政策スタッフとしてリサーチなどを担当。日本のテレビ番組で解説もしていた。トランプ大統領は6年ぶりに来日する。
安部敏樹さんは「日本はアメリカとくっついているのは良い選択」、東国原英夫さんは「アメリカに対して対等や対立はできるわけない」、高陽子さんは「靖国の参拝問題で歴史的に行ってほしくない」、岸博幸さんは「中国側がどう出るかが大事」、東国原英夫さんは「戦略的互恵関係を結んだのは安倍さん」などと話した。
国内の問題で国民が高市氏に期待する政策は何なのか。街の声で多く上がったのが物価高対策。物価高対策を強調した高市氏は、給付付き税額控除、年収の壁引き上げ、ガソリン税・軽油引取税の暫定税率廃止などを掲げている。責任ある積極財政を掲げる高市氏だが、早くも株式市場は動きを見せている。高市新総裁の経済政策への期待から、株価は史上最高値を更新。一方円安は進行。
高市新総裁の経済政策への期待などから、日経平均株価は10月6日には2000円以上上昇し、終値は史上最高値の47944.76円をつけた。しかし市場からは、理屈では説明しづらい期待感だけで動いていると警戒の声も。一方外国為替市場では、積極財政による財政悪化への懸念から急速に円安が進んでいる。さらに金の小売価格は田中貴金属工業の10月6日の店頭販売価格で1gあたり2万1039円と最高値を更新。
岸さんは、最初にガソリンの暫定税率の廃止は実現すると思うという。難しいのは給付付き税額控除だという。ガソリンの暫定税率廃止について、財務省からすれば変わりの財源を増税で用意したいため、どういう形になるかで財務省・高市氏・麻生氏・鈴木税調会長のパワーバランスが分かるという。東国原さんは、暫定税率と103万円の壁をやらないと高市氏の評判は落ちるとし、逆に臨時国会で成立させれば支持率が高くなり解散もあるという。岸さんは、それをやらないと国民民主と連携できないという。安部さんは、アメリカが石油を作りまくってて、中東がシェアを取られないために出し始めてきて石油の価格が下がってきているという。油が下がれば輸送費などにも影響して物価が下がるが、円安が進むと無意味化してしまうという。
岸さんは、物価高対策はいろんなアプローチがあるとし、大事なのは収入が少ない方にちゃんとお金が行き渡るようにするかということなので、臨時国会の短期間で実現できるかで支持率が上がるという。中国について高さんは、一級都市といわれる上海や北京などは物価は東京より高いと思っている。ただそれ以外の都市はまだ発展途上であり給料も安いという。そのため給料が高い都心に集まり仕事の奪い合いになる悪循環になっているという。
たけしは、「麻生さんていう人はずっといろんな政権変わるたびにご隠居みたいに必ずついて回ってる。高市さんがなった時にその手腕をお見せくださいということでがんばってください」などと話した。