予算案の確実な年度内成立に向けてデッドラインが迫る中、「年収の壁」をめぐり国民民主党・榛葉幹事長は「安易な妥協をするつもりはない」とコメント。自民党は今週、年収103万円の壁を引き上げる案を示したが、国民民主党側が猛反発したため自民党は新たな案を示す方針。しかし国民民主党は決裂も辞さない構えを見せている。一方、佳境を迎えている高校授業料の無償化をめぐる協議で、与党側は日本維新の会の要求を受け入れ大枠では合意しているが、維新側が社会保険料の負担軽減を譲らず今週6回目の協議でも難航。7回目の協議では約30分で維新側が途中退席し、合意できるかは不透明な状況となっている。