就職氷河期世代・54歳の男性は1人で寂しく過ごす様子を見せていた。食べることも危うくなってきている、早死してしまうのではないかと話す様子が見られた。夏の参院選でも就職氷河期世代の救済は焦点となると見られる。約1700万人いると見られ、2003年には大学卒業生の就職率はわずか55.1%まで下落していた。非正規雇用で年収が僅か約200万円と話す人の姿も見られ、中には手取り17万円程度と話す様子も見られた。賃上げ率も他の世代が上昇する一方で50代前半の世代に限ると-0.3%と下落するなど見捨てられた世代との言葉もある。さらに、氷河期世代は約135万人が高齢貧困化となるとの試算もあり、全員が平均寿命まで生活保護を利用すると生活保護費は27.5兆円に上るとの資産もある。年金制度の危機も課題となる。