- 出演者
- 宮根誠司 藤本万梨乃 徳井健太 青木さやか 橋下徹 小林美希 杉村太蔵 坂井風太
西日本では沖縄や鹿児島などで天気が荒れる様子が見られた。気象予報士の鈴木悠さんは13日以降は全国的に気温が高まると紹介している。本来は沖縄は5月10日ごろ、九州南部は5月30日ごろ梅雨入りする見込みとなる中、今年は沖縄よりも先に九州が梅雨入りする可能性もあるという。沖縄より先に九州が梅雨入りすれば49年ぶり3回目となる。
ドジャース・大谷翔平選手は12本目のHRを放つ活躍を見せた。両手を挙げて歩き出すポーズがTシャツ化する様子も見られる。5月に入りHR数はナ・リーグトップタイの12本目となっている。父親リスト復帰からの4試合は打率.125と苦戦が続いていたが、記者の小谷真弥さんは打者にちょっと開いていた8度のフォームを6度と少し閉じる修正を行っていると紹介した。僅かな調整で調子は変わるのだという。
大谷選手は投手としてブルペンに入る様子を見せ、35球を投じている。小谷さんは試合を想定した練習となったが、笑顔も見えるなど調整は順調なのではないかと紹介した。7月のオールスター前後で投手として復帰させ、ポストシーズンで使いたいのではないかと紹介している。
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就職氷河期世代・54歳の男性は1人で寂しく過ごす様子を見せていた。食べることも危うくなってきている、早死してしまうのではないかと話す様子が見られた。夏の参院選でも就職氷河期世代の救済は焦点となると見られる。約1700万人いると見られ、2003年には大学卒業生の就職率はわずか55.1％まで下落していた。非正規雇用で年収が僅か約200万円と話す人の姿も見られ、中には手取り17万円程度と話す様子も見られた。賃上げ率も他の世代が上昇する一方で50代前半の世代に限ると-0.3％と下落するなど見捨てられた世代との言葉もある。さらに、氷河期世代は約135万人が高齢貧困化となるとの試算もあり、全員が平均寿命まで生活保護を利用すると生活保護費は27.5兆円に上るとの資産もある。年金制度の危機も課題となる。
就職氷河期世代が抱える問題点・解決策について討論する。
宮根さん・橋下さんはバブル世代で高い就職率となっている。青木さんは団塊ジュニア世代で就職氷河期に既に突入。小林さん・徳井さん・杉村さんの頃には就職率が55.1％まで悪化。その後はリーマン・ショックを経て坂井さんの頃から就職率は上昇してきている。青木さんは「3～40社くらい受けて全部落ちた」、杉村さんは「就職率がどん底だった2003年が就活の時期だった。本当に大変だった」などと話した。
小林さんは就職氷河期到来の要因について「バブル期に人を雇い過ぎた。リストラでも追いつかず結果新卒採用を細め、正社員で取るべき人が非正規雇用になっていった」などと話した。橋下さんは「自分が就活の時期はバブルとの狭間だった。企業はとにかく学生に対して説明会に来てくれと誘いをかけていた」などと話した。杉村さんは「当時はヤングハローワークというものがあった。3～40社落ちた後にそこで『夢を持ちなさい』などと言われて妙な絶望感を覚えた」などと話した。坂井さんは「飴と鞭のバランスが崩れたのが氷河期世代だと思う」などと話した。
人手不足を背景に「初任給30万円時代」が到来している。これに対し就職氷河期世代からは不満の声が出ている。
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氷河期世代の不満の声に若者は「物価高や時代の流れだから仕方がない」などの意見が出た。
賃上げ世代間格差は50代前半は減少。杉村太蔵は「今の労働組合の一番の問題は正社員のための労働組合になっていて働く人全体の組合になっていない」などと話した。
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就職氷河期世代が直面しうる3つの不安。その1つが孤独。都内の婚活イベントを取材すると参加者の多くは40～50代の就職氷河期世代。氷河期世代の中心である41～50歳は他の世代に比べ、経済力や仕事の不安定さを理由に結婚に消極的な人が多いというデータが。また、簡単にはいかないハードルがあると婚活アドバイザー・植草美幸さんは語る。結婚して子供がいると自分の老いに気づき、就職氷河期世代の婚活者は一人でずっといるため、20代の感覚のまま30代を超え、自分が40歳だって分かっていない人がいるという。植草さんのもとを訪ねたのは53歳の会社員。若い頃から低賃金に悩まされたというが、懸命に転職を繰り返し、今では商社の正社員で年収約580万円。生活に余裕が出てきたことから婚活を始めたものの既に53歳。結婚相手は一回り下を希望していた。
氷河期世代には団塊ジュニアが含まれ、親の世代が後期高齢者となっている。独身のまま一人で母親の介護を続ける女性。そこには氷河期世代だからこその厳しい現実があった。
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番組が取材したのは就職氷河期世代（45歳）の女性。2人暮らしの母親が要介護3の認知症。日常生活のあらゆる面で介護を続けている。女性の預金額は5000円。製造会社の正社員だったが、多くは貯蓄できず、11年前に母が認知症に。介護のため、時短勤務を続けた結果、契約社員に。母親の症状が進む中、介護離職を余儀なくされ、今は在宅で事務作業などをしている。現在、収入は不安定で、月10万円を切ることも。母の年金は介護費用に消え、生活は困窮の一途を辿っている。1カ月の食費は2人で約8000円。1日平均約270円に切り詰めている。庭ではネギを栽培していた。経済的余裕がない中、介護に直面する氷河期世代。介護者などの支援団体を運営する奥村代表によると、今後10年で75万人から200万人に就職氷河期の介護者が増える予測。不安定な雇用で若い頃を過ごし、今までの貯金もそれほどなく、一気に生活困窮に陥るとのこと。
厚生労働省の試算によると、氷河期世代の男性の年金支給額は他の世代と比べて最も低い水準に。
就職氷河期世代の現実。視聴者の声を紹介。50代男性から 「工業高校を卒業して主に工場や町工場で勤務してきた。アルバイトや非正規時の派遣先変更なども含めると20回職場が変わった。正社員の時もあったが、その時と比べると今の給料は半分以下。でも今の職場で正社員登用の予定有、仕事の終の住処にしたい」など。橋本さんは「どの世代でも困っている人には支援しなければならないけど、特に就職氷河期世代が本当に困っているのであれば、そこにフォーカスしてお金をつぎ込むなどやらなきゃいけないですよね」などとコメント。
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