自民党と日本維新の会はきのう、連立政権を見据えた2回目の政策協議を行った。政策協議には自民党・高市総裁、日本維新の会・藤田共同代表と両党の幹事長、政調会長が出席。自民党が維新側の12項目の政策要望に対する考えを伝えた。維新の吉村代表は国会議員の定数1割を削減する法律を臨時国会で成立させることが合意の絶対条件としている。両党は20日に結論を出すため詰めの協議を行う方針。立憲民主党・野田代表は「臨時国会中に定数削減というのはあまりにも乱暴なやり方」、国民民主党・玉木代表は「賛成する。一日も早く物価高対策と政治とカネの問題に移行すべき」などと述べた。日本維新の会は野党3党協議から離脱する方針を示し、高市総裁が首相に選出される可能性が高まっている。
