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「国立がん研究センター」 のテレビ露出情報

富山大学附属病院・藤井努に密着。去年11月、41歳の岡田さんは膵臓がんを患っていた、地元・兵庫で手術ができないと診断され、富山大学附属病院にやってきた。膵臓がんは罹患すると5年生存率は9%以下という死亡リスクが高いがん。理由は膵臓の位置、胃の裏側にあるため画像診断が難しく、見逃してしまう可能性が高い。自覚症状も少ないため初期に見つけることは困難。さらに、膵臓の周辺には大切な血管が密集しているため、がん細胞がその血管に染み込むように入り込むと全身への転移を引き起こしかねない。切除不能となると5年生存率が5%以下となる。富山大学附属病院では日本で初めて、膵臓・胆道を専門とする医療センターを発足させた。発起人の藤井努はセンターのリーダー。内科・外科・病理と縦割りになりがちな専門医がここでは風通しの良いチームを組んでいた。その取組みは医療界で注目されている。兵庫からきていた岡田さんは手術にむけ放射線治療を受けていた。岡田さんのがんは動脈と静脈に癒着していた。特に動脈からがんを剥ぎ取ることが手術成功のカギとなる。
他の病院で切除できないと言われ患者の3割がこのセンターでは手術にこぎつけている。膵臓がんの手術をためらう理由は、がんと動脈の癒着を剥がす技術の難しさにある。わずかな手の狂いが命取りになるこの手術を藤井たちは日常的にこなしていた。慎重な手さばきで岡田さんの膵臓にすくったがんと動脈を切り離していく。動脈からがんを切り離し終えると、がんに侵された膵臓の一部を切り取る作業に移る。がん細胞がどこまで広がっているかを確認する。切り取られた膵臓の一部は病理チームが即座に見聞する。1つの検体に8人が同時に目をこらすのは、迅速かつ正確な診断を求めるがゆえ。切除した断面にがん細胞は見当たらなかった。この後は通常、膵臓の切り口と小腸を直接つなげていく。藤井はこれを進化させ、膵臓を小腸で包み込むようにつなぐ方法を編み出した。これにより、合併症の発症率を36%から3%まで引き下げた。岡田さんは3週間後に退院した。手術の成功はいつでも気持ちを高ぶらせてくれる。
藤井の教授室に若い医師が待っていた。医師歴7年の木村七菜は技術の向上に貪欲だった。このセンターでは年間約120件の手術が行われている。手術開始から3時間がたったころ、執刀医が交代する。膵臓がんの手術は10時間を越えることも珍しくない、こまめに交代することによって集中力を維持していた。経験する症例が増えるというメリットもある。医師たちが疲弊しては元も子もない。無理のないシフト制のおかげかここでは男女ともに若い外科医が増えていた。藤井が働き方にこだわるには理由があった。本人曰く、少年の頃から負けず嫌いだった。だから、外科の中でも極めて難しい手術に挑戦したいと膵臓外科を志した。だが、43歳まで膵臓の手術は2、3例ぐらいしか執刀させてもらえなかったという。心が折れそうになったが、新たな手術法の開発などでその名を知らしめていった。富山大学から声がかかったのは8年前、2018年に日本初となる膵臓・胆道センターを立ち上げた。センターに所属する各部門の垣根はなく、親睦を深めることで団結力を高めている。内科を牽引する安田一朗は藤井がスカウトした膵臓のスペシャリスト。この日、安田はがんに侵されているか見極めようとしていた。超音波内視鏡で膵臓にあるがんと思われる組織を切り取る。患者は30代の男性、関西の大学病院では切除不能と診断された。がんは血管の中まで浸みこみ、狭窄を引き起こしていた。今回は場所が悪く、手術は難しいとの診断をした。希望を求めやってくる患者は後を絶たない。愛知から斉藤さん夫婦が訪れたのは去年9月。斉藤さんは地元で末期の膵臓がんと診断されていた。夫婦は諦めきれずにセカンドオピニオンを求めてきた。安田は藤井に初見を求めた。藤井は切除は可能だと診断した。がんの切除に向けて化学療法がはじまった。
斉藤さんの手術がはじまる。まずは、腹水を採取してがんの有無を確認すると、結果は陰性だった。次にがん細胞の有無を調べるのは上腸間膜動脈。ここから採取した組織が陰性であれば、がんと動脈を切り離すことができる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月17日放送 19:00 - 21:00 テレビ朝日
林修の今知りたいでしょ!大検証SP 猛暑の今こそ食べるべき納豆 血糖値急上昇を抑える最強の食べ方
血糖値急上昇のサインチェックを紹介。「暑い夏食欲があまりわかないので食事を抜いてしまうことがある」「暑すぎて炭水化物が多い麺類を頻繁に食べてしまう」「自分でもわかっていながらついつい早食いをしてしまう」「水分をとらなくてはならないがついつい甘いジュースを飲んでしまう」「夜ぐっすり寝たはずなのに食事の後急激な眠気に襲われる」の項目に当てはまった数が多いほど血糖[…続きを読む]

2025年7月15日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルフラッシュNEWS
国立がん研究センター等のグループはオプジーボ等で効果があった人とない人を比べた結果、腸内に特定の菌が多くいる人は治療効果が高くなる事を発表した。これはYB328株で、免疫細胞を活性化し腸以外でも治療効果を高める可能性があるという。研究グループはYB328株の培養にも成功している。

2025年7月12日放送 11:03 - 11:30 テレビ東京
円卓コンフィデンシャル(オープニング)
国立がん研究センター中央病院では新しい研究が進められている。ここに設置されているBNCTとは、中性子とホウ素の核反応を利用し、がん細胞を破壊する治療法。患者にはホウ素の入った薬を投与して中性子線を照射し、ホウ素を取り込んだがん細胞だけを破壊するという仕組み。これにより正常な細胞への影響が非常に小さく治療できる。生涯でがんにかかる確率は約2人に1人とされる日本[…続きを読む]

2025年7月8日放送 11:55 - 13:55 日本テレビ
ヒルナンデス!プロに学ぶ!腸活の新常識
腸に良い甘味料は、オリゴ糖。オリゴ糖の一種であるαオリゴ糖が生活習慣病の予防や腸内環境の改善に大切な水素を腸内で発生させる。腸の状態が精神状態や脳の健康にも関係していて、腸内細菌が大腸がんを引き起こす直接の原因になることが判明している。腸活で腸内環境を良くし腸内細菌の種類を増やすと大腸がんや糖尿病などの予防になる。

2025年6月30日放送 8:15 - 9:55 NHK総合
あさイチ(特集)
炊きたてゴハン・冷めたゴハン、腸にいいのはどっち?正解:冷めたゴハン。今日のテーマは腸内細菌の凄いパワー。私たちの体にある約1000種類40兆個もの働きが最新研究で明らかになってきている。腸内細菌が日本人に最も多い大腸がんを引き起こすことも判明。国立がん研究センターなどのグループが日本人を含む約1000人の大腸がん患者のがん細胞を調査。その結果、コリバクチン[…続きを読む]

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