せきやのどの痛みなどのかぜの症状がある患者数の定点調査がきょうから始まる。原因となる菌やウイルスを特定して適切な治療につなげることやかぜの患者の動向を幅広く把握することで未知の感染症の発生を探知することが期待される。国立健康危機管理研究機構・國土典宏理事長は「“かぜ”で済ませていた中にいろんな病原体があることはわかってきている。呼吸器感染症に対してもう少し適切に対応できる病態がもっとわかるかもしれない」などと話す。峯眞人院長は「原因が分かった方がきちんとした診断、治療、ケアもできる」と話す。
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