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「国立情報学研究所」 のテレビ露出情報

政府はAIに関する法案を先週、閣議決定した。対話型AIのChatGPTが登場したのが2022年1月。文章で指示した画像や動画を生成したり、文章を翻訳して本人の声で違う言語に吹き替えたりといったことが簡単にできるようになった。日本は他の主要国に比べて生成AIの利用に慎重な姿勢がうかがえる。AIの開発は全体としては海外企業が多く、政府関係者は「日本はAIの開発で出遅れた」と指摘する。その理由は人材不足と企業の設備投資額の不足だという。巨額の設備投資で生成AIの開発を急いでいるのがアメリカのIT大手。IT大手各社は巨額の資金を使って最先端の半導体の調達や、データセンターの新設を進める方針。
利用も開発も出遅れた中で政府が閣議決定したのがAI関連技術の研究開発と利用推進法案。この中でAI関連産業の国際競争力を向上させると明記している。一方で法案ではAIの開発・活用は犯罪への利用、個人情報の漏えいなど国民の権利や利益の侵害を助長するおそれもあり、必要な施策を講じるとしている。AI法案で推進を強調しているのはデジタル赤字の拡大も背景にある。去年は6.6兆円余の赤字で過去最大を更新した。日本の消費者や企業がアメリカの配信サービスやクラウドサービスの利用を増やしたことで、この10年で3倍以上に拡大した。EUは去年8月、包括液に規制するAI法を発効させ、来年本格的に規制が適用される。社会的信用度の評価に使うAIや犯罪を行う可能性の予測に人の特性を評価するAIは利用が禁止される。また、教育機関の入試評価、企業の採用評価に使うAIにはリスク管理が求められる。これに対して促進にかじを切ったのがアメリカ。トランプ大統領は1月に安全対策を求める大統領令を撤回し、規制緩和指示の新大統領令に署名した。各国ででリスクとして意識されたのは1月に登場した中国の「ディープシーク」。短期間・低予算で開発したと主張し衝撃が広がった。また、中国政府にとって都合の悪いとみられることには回答しないなど信頼性を疑問視する指摘も出ている。
住所: 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
URL: http://www.nii.ac.jp/

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年2月3日放送 21:00 - 22:00 NHK総合
ニュースウオッチ9(ニュース)
日米間で急速に連携が進んでいるのがAIの分野。東京都内のイベントにそろって出席した、ソフトバンクグループ・孫正義社長と、アメリカ・オープンAI・サム・アルトマンCEO。冒頭で孫社長が宣言したのは「最先端のAIを世界で初めて日本から始める」と述べた。ソフトバンクグループとオープンAIが50%ずつ出資する形で合弁会社を設立し、企業向けのAIを開発販売すると発表。[…続きを読む]

2024年12月18日放送 19:30 - 19:57 NHK総合
クローズアップ現代中学生が卒業アルバムを悪用?!身近に迫る“AI生成ポルノ”
国立情報学研究所の佐藤一郎さんは日本の場合は、性的ディープフェイクを第三者に提供した場合は名誉毀損罪が成立しうるが、それ以外の製造・所持・視聴には直接的な規制がないという。この背景には国は国民が持っている情報に直接関与しない方がいいという配慮があったという。政府の取り組みはフェイクニュースにフォーカスを置いていると指摘。永守すみれさんは被害者が難しい状況に置[…続きを読む]

2024年11月30日放送 6:00 - 8:00 テレビ朝日
グッド!モーニングもっと知りたい!NEWS
医療機関で診察を受ける際に欠かせない健康保険証。来週月曜日からマイナ保険証に本格的に移行する。番組は、マイナ保険証導入が原因で廃業を決めた歯科医院を取材。12月2日で現行の健康保険証の新規発行が終了。マイナンバーカードが健康保険証としても利用できるマイナ保険証に本格的に移行する。しかし、懸念点が。厚生労働省によるとマイナ保険証を登録した人のうち先月の利用率は[…続きを読む]

2024年10月29日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
取材をした経済部の岡谷宏基記者の解説。AIが使える範囲というのが実際のビジネスの現場でもどんどん広がっている。生成AIの拡大の背景により高度な業務に活用する動きが広がっている。今月に入って国内外の企業が相次いで発表したのが指示をしなくても業務を実行する自律型のAI「AIエージェント」と呼ばれるもの。オンライン会議での会話の内容をAIが読み取ってみずからの判断[…続きを読む]

2024年10月16日放送 17:00 - 18:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーン(ニュース)
インターネット上の偽情報が課題となる中、大手メーカーや大学などが連携をして偽情報の検知から真偽の判定までを総合的に行うシステムを共同で開発することになった。会見に参加したのは富士通やNECのほか、大学などの研究者。共同で開発するシステムはそれぞれ研究開発していた技術を統合して偽情報の検知から、情報の分析や審議の判定までを行うとしている。生成AIの利用が広がる[…続きを読む]

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