アラスカ大学の岩花教授は、いぶきが捉えた大地のデータをもとにアラスカで起きている大地の変化を解析した。温暖化の影響で永久凍土の地面が溶けるようになったため、家も道路も傾いた場所があった。2015年に合意されたパリ協定では世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えるという目標を掲げており、世界中で再生可能エネルギーの普及が進んでいる。大気中の温室効果ガスを測定しているいぶきのデータを解析すると、地球全体の濃度は過去最高となっている。IPCCのジム・スキー議長は、今後5年以内に1.5℃の地球温暖化が起こることは避けられない、期待しうるのは二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標を果たすことと話した。IPCCが予測シナリオでは、化石燃料に頼った社会が続く場合は今世紀末の気温上昇は4.4℃ほど、2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにできた場合は1.4℃ほど、中間のシナリオでは2.7℃ほどの上昇と予測されている。東京大学未来ビジョン研究センターの江守教授は、2050年には日本の最高気温は43℃になる可能性がある、毎年日本1つ分の排出量を減らすことが理想と話した。
