神宮外苑再開発についてきょう、事業者側が住民説明会、東京都への審議会の報告を経て、新しいラグビー場が出来る場所での樹木伐採を始める見通し。神宮外苑は、東京23区のほぼ中央に位置する。西に明治神宮内苑が控える一方、神宮外苑は国立競技場に隣接し、神宮球場、秩父宮ラグビー場など、スポーツ施設が集まっている。再開発により、現在ラグビー場である場所に新神宮球場が出来、ラグビー場は現在、第2球場の位置になり、さらに今の神宮球場がある場所は中央広場となる。去年から一部工事が始まり、12年後、2036年に全体が完成する予定。しかし再開発で743本の樹木を伐採することに批判が相次いだ。さらに東京都が事業者側に見直しを要請。事業者側は伐採する樹木を619本に減らし、計画地全体の樹木を今より400本多い2304本とすると公表した。これに対し、ユネスコの諮問機関である日本イコモス国内委員会は「検討が不十分」だと批判。きょう午前中に行われた住民説明会には、地域住民など約80人が参加。
住所: 東京都新宿区霞ヶ丘町10-1
URL: https://www.jpnsport.go.jp/kokuritu/
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