アルツハイマー病の患者の脳には原因に関わるとされる「アミロイドβ」と「タウ」という2しゅるいのたんぱく質がたまることがわかっていて、アミロイドβを標的にした薬は日本では3年前に承認された。タウを標的とした新しいタイプの薬の開発競争も世界で進んでいて、アメリカの製薬企業「バイオジェン」は日米などで400人余を対象に行なった中間段階の臨床試験で重い副作用は報告されず薬を投与したグループは投与していないグループと比べてタウが減り認知機能の低下など症状の進行も9%~26%抑えられたという。バイオジェンは実用化に向けて最終段階の臨床試験を行うとしている。
