都立国立高校2年、少林寺拳法部の3人が起業し社長、経理、広報となって商品を作った。稼いだお金は地元の桜の保全活動に使うという。くにたち桜守の大谷和彦はこれまで新しい苗木を植えるなど自費で桜の保全活動を行ってきた。大谷の活動に共感した3人は去年からこの活動を手伝っている。大谷が自費で活動していることを知った3人は高校生が起業を経験できる模擬起業グランプリを発見。審査が通れば30万円の資金を元手に商品を作って販売し利益を上げることができる。稼いだお金を寄付しようと考えた3人は、四季折々の桜をイメージして4種類の入浴剤を作ることにした。続いて入浴剤を作ってくれる会社探し。5つの会社に問い合わせ打ち合わせを重ねた結果、予算内で受注してくれる会社を見つけた。色や香りも試作を重ね4種類の入浴剤が出来上がった。予算内に収めるため美術部の友達にイラストを描いてもらい3か月をかけて商品が完成した。400個を販売して25万円の利益を出す計画。また商品の魅力をアピールしたり桜守の大谷を紹介する動画を投稿した。完成した入浴剤は先月からインターネットと対面で販売し、目標だった25万円の利益を出すことができた。