国語便覧がブームになっている。高校向けの学習補助教材。広島市にある出版社を直撃。ことの発端は3年前。若手編集者の座談会を開催し、文学をアニメやゲームに展開した作品付いて掲載したことなど高校生の興味を惹くための工夫を語り合った。座談会に関する記事をことし春にあるユーザーがSNSで紹介したところ、アニメ・ゲームのファンから国語便覧が欲しいという声が出版社に殺到した。増刷してもすぐに売り切れ、幅広い層を取り込むブームになった。他の分野の副教材にも広がっている。歴史教材を扱う出版社では国語便覧の人気にあやかりPRしたところ、売上が3倍になった。予備校講師・うえのあいさんは、副教材の楽しみ方について、思わぬ情報が得られる・マニアックな情報を挙げた。