インドネシア次期大統領のプラボウォ国防相は内定後初の訪問先として中国を選び習近平国家主席と会談している。インドネシア国防省によるとプラボウォ氏は中国について「地域の平和と安定を確保するのに鍵となるパートナー」とコメントし、中国外務省によると習主席は「中国とインドネシアはともに新興国の代表」などとコメントし南シナ海を巡る領有権争いを巡り「海洋協力を引き続き深めることを望む」と言及したという。中国はインドネシアとの連携から地域での影響力強化を狙うものと見られる。プラボウォ氏はきょうは訪日して岸田首相と会談を予定している。