アイスランド北部にあるジャンプ台のスタート台で準備するのは北京五輪金メダリストの小林陵侑。スピードに乗り、勢いよく飛び出すと291mの大ジャンプ。非公認ながら、これまでの記録を37.5m上回る世界新記録を打ち立てた。今回ジャンプ台は世界新記録を更新するプロジェクトのもと、2か月以上かけて建設。高低差は通常に比べ2倍以上の360m。助走スピードは時速100キロを超える。小林はこれまで経験したことのないジャンプに備え、トレーニングを積んできた。今回の記録について国際スキー・スノーボード連盟は、競技規則に沿っていないため世界記録として認めてないが、それでも小林はさらなる大ジャンプに向け意気込みを語っていた。