フランスで開幕するパリパラリンピックに向け、パラリンピック発祥の地として知られるイギリス・ストーク・マンデビルで聖火の火をともす採火式が行われた。第2次世界大戦中、負傷兵のための医療施設があった。式典ではIPC・パーソンズ会長が「パラリンピックは障害のある人たちを中心に据えた唯一の世界的な催し」とあいさつした。聖火リレーは海底トンネルを通ってフランスに入ったあと、12の火に分けられおよそ50の都市を回り、開会式当日に首都パリで1つに集められる。大会組織委員会によると、これまでにフランス国内を中心に175万枚以上のチケットが売れた。