パリパラリンピックはパリの中心部で開会式が行われた。大会には史上最多の167の国と地域、難民選手団が参加する予定。日本の旗手を務めたのは陸上・石山大輝と競泳・西田杏。海外で開かれる大会としては最も多い175人が出場する。日本選手団は「過去最多のメダル獲得」という高い目標を掲げている。今大会は東京大会を経て日本の競争力がどの程度上がったのか試金石となる。一方で、ウクライナ選手団など勝ち負けを競うだけではない意義を持ち参加する選手やスタッフも少なくない。ロシアによる軍事侵攻が続く中、ウクライナ選手団団長は「われわれが存在していることを世界に示すためにここに来ている」とメッセージを発信した。