イギリスの日本文学がブームは女流作家の台頭があると言われる。イギリスの大手出版会社の編集ディレクターのアンさんは、イギリスで人気の日本小説は女流作家の作品が多いとのこと。フェミニズムを扱っていて、日本の女性たちが感じている生きづらさを知ることができ、多様性を尊重する社会の実現を目指すイギリスの若者たちに愛され、流行につながっているという。ロンドンでも日本でも、女性の生きづらさなどは共通しているという。AIが進化すると英訳のハードルが下がる。川上未映子の「夏物語」はいま40か国で読まれている。日本の女性の感性が受けているという。池波正太郎の「鬼平犯科帳」を読んで欲しいという佐々木さん。国際ブッカー賞は、翻訳に与える賞だという。「夏物語」も候補になったことがあるという。