IOC・国際オリンピック委員会の会長選挙に日本人で初めて立候補した国際体操連盟の渡辺守成会長は30日、他の候補者らとともにプレゼンテーションを行いIOCを改称する案などを示した。スイスで非公開で行われたプレゼンテーションで7人の候補者は投票権を持つIOC委員にそれぞれの案を説明した。渡辺氏はIOCを「ワールドスポーツオーガニゼーション(世界スポーツ機関)」に改称しオリンピックに限らずスポーツ全般に活動内容を広げる案を披露した。渡辺氏はさらに世界5大陸の5都市で同時期に夏季大会を開催する構想もアピールした。会長選は任期満了で退任するバッハ会長の後任を決めるもので3月にギリシャの総会で実施。