核開発をめぐるイランへの制裁が今月末にも発動される可能性が高まっているが、イランはその場合、IAEA(国際原子力機関)への協力を打ち切ると警告した。イランは2015年、核開発の制限と引き換えにそれまで科されていた制裁を解除することで欧米各国と合意した。しかし、イギリスやフランスなどは先月、イランがこの合意に違反して核開発を進めたとして制裁の復活を求め、今月末にも再び制裁が発動する可能性が高まっている。ペゼシュキアン大統領は制裁には屈しないと述べていて、核開発をめぐる緊張が再び高まる恐れがある。
URL: http://www.iaea.org/