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- 高塚哲広 伊藤遼
核開発をめぐるイランへの制裁が今月末にも発動される可能性が高まっているが、イランはその場合、IAEA(国際原子力機関)への協力を打ち切ると警告した。イランは2015年、核開発の制限と引き換えにそれまで科されていた制裁を解除することで欧米各国と合意した。しかし、イギリスやフランスなどは先月、イランがこの合意に違反して核開発を進めたとして制裁の復活を求め、今月末にも再び制裁が発動する可能性が高まっている。ペゼシュキアン大統領は制裁には屈しないと述べていて、核開発をめぐる緊張が再び高まる恐れがある。
ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、アメリカを訪問し、トランプ大統領との会談を予定していることを明らかにした。会談ではウクライナ情勢について意見交換が行われるとしている。また、プーチン大統領との首脳会談が実現していないことをめぐり、ゼレンスキー大統領は我々は準備ができている。準備ができていないのは彼の方だと批判した。ゼレンスキー大統領は24日に国連総会で演説を予定している。
今年、中国に返還された和歌山のパンダ。そのエサとなっていた竹が茶室へと姿を変え、大阪・関西万博で展示された。竹100%の茶室は大学生約20人が設計し、展示前日の先週金曜日、組み立て作業が行われた。釘や金具を使わず、竹本来のしなやかさを活かした茶室。中は大人6人ほどが入れる広さ。この竹は全て大阪・岸和田市のもの。市は年間約30トンの竹を20年間、パンダに提供してきた。5年前からはその食べ残しを資源として循環させる取り組みを進め、食器や竹アート作りに挑戦。万博では3日間展示され、約6万5000人が訪れた。取り組みの背景にあるのが放置竹林の問題。岸和田市ではこれまでパンダに竹を提供することで竹林の整備を行ってきた。しかし、パンダの返還を受け、新たな活用策が課題となっていて、持続的な資源の循環を目指している。
関東の気象情報を伝えた。
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