財務省がきょう発表した5月の国際収支によると、経常収支は2兆8499億円の黒字。海外の金利の上昇や円安の進行などを背景に、海外で持つ資産による利子や配当収入などを表す「第一次所得収支」の黒字幅が拡大。比較が可能な1985年以降最大となる4兆2111億円の黒字となった。また、海外旅行客が増えたことなどでサービス収支は2か月ぶりに黒字に転化し23億円の黒字。一方、貿易収支は自動車などの輸出額が増えたことで、前年同月比で赤字幅を縮小したものの1兆1089億円の貿易赤字となっている。
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