都営バスは126路線あるが、これが人手不足で10月からは19路線で206便が減便される。人手不足を理由の一つとして、関東バスは今年8月に減便、小田急バスは今年春に約100便を減便するなどの一方で、運賃があがる。バス運転手の人手不足は、地方でも。去年5月、富山地方鉄道では高速バスも運行しているが、高速バスを5路線60便運休し、運休期間の一部予約の料金を払い戻した。5月に複数の中学校から修学旅行で申込みがあり、高速バス分の運転集を確保できない状況になったという。北海道・釧路市では小学校17校が例年9月に修学旅行を行っていたが、観光シーズンと重なり旅行会社から断られてしまったといい、小学校17校を2~5校にグループ分けし、行き先・宿泊場所も同じ合同修学旅行にしたという。人手不足のバス業界での理由は給与面や休暇が取りづらいのが指摘されている。流通経済大学の板谷和也教授の「いかに働きやすい環境が作れるか…賃上げして人員を確保するためにも運賃の値上げもやむなし」との意見を紹介した。