トランプ大統領の国連演説について。昨夜トランプ大統領が国連演説で演説を行い、自画自賛や国連の批判を繰り広げた。国連総会は193カ国が加入する国連のアメリカ・ニューヨークの本部で開催されるもの。日本からも石破総理が出席している。ここでトランプ大統領は2期目では初の演説を約1時間行った。通常は演説の持ち時間が15分。トランプ大統領は「私は7つの戦争を集結させた、国連からは支援を申し出る電話一本なかった」などと話した。ここで指している7つの戦争はイスラエルとイランの紛争やインドとパキスタンの衝突などを挙げている。さらに、国連が推進してきた気候変動対策を詐欺と主張。風力発電など再生可能エネルギーは膨大な費用がかかるものの機能しないものだと批判し、ホワイトハウスでは石炭をクリーンで美しい石炭と呼ぶようにしているとして、豊富で手頃なエネルギーをいつでも提供する用意があると持論を展開した。ガザ地区の情勢についても触れ、イギリスやフランスがパレスチナを国家承認したことでハマスに大きな報酬になると非難して改めて反対の立場を強調した。山崎大輔支局長は「トランプ氏はアメリカの利益にならない事に金出したくない」などと指摘した。