23日、アメリカ・トランプ大統領は2期目就任後初めて国連総会で演説。「世界各地の紛争解決に取り組んでいる」と強調し、「合意成立に向けた支援を申し出る電話一本なかった」と非難。トランプ氏は国連などの国際機関への資金拠出削減する方針を掲げ、ユネスコからの脱退なども打ち出した。今回の演説でも批判を繰り返し、地球温暖化対策についても「詐欺だ」と主張。またトランプ氏はパレスチナ自治区ガザ地区の情勢をめぐり、「ハマスが停戦案を受け入れなかった」とした上で、「パレスチナの国家承認はハマスへの報酬だ」と反発。パレスチナをめぐっては、イギリスやフランスなどが国家として承認した一方、アメリカが反対の立場を改めて強調したことで溝が浮き彫りとなった。
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