激戦区の西東京大会を制した早稲田実業。6試合で58得点を叩き出したキャプテンの宇野真二朗選手。国学院久我山との順々決勝では満塁ホームランを放ち高校通算64本塁打を放った。宇野選手は冬の強化練習の一環として木製バットを使ったという。宇野選手はもともと千葉県出身だったが、野球に全力で打ち込むため母の博子さんと二人暮らしをしている。全力で野球に取り組む息子を全力で支える母。宇野選手は「家族の支えがなかったらここに立てていないと思うので、全力で自分らしくプレーすることが家族への恩返しになると思います」などと話した。