株式市場の1年を振り返る。市場には干支にちなんだ格言が存在する。今年の干支は「巳」。格言では去年の辰とともに「辰巳天井」と呼ばれている。上り調子の象徴とされ、結果としては言葉通りの1年となった。先月つけた日経平均株価の今年の最高値は5万2600円を超えて、最安値に比べて2万円以上の上昇となっている。大和証券・坪井裕豪チーフストラテジストは上昇した理由についてトランプ関税、高市政権、AI需要を挙げている。年明けは3万円台後半でスタートしたが、4月2日にトランプ大統領が相互関税を発表し世界経済が後退するとの懸念から大幅安となった。7月には関税措置をめぐる交渉に日米が合意し、市場には安心感が広がり株価は再び上昇を始めた。8月には史上最高値を更新。10月に高市政権が誕生し、新たな政権への期待感などから株価が上昇し、10月27日に5万円を突破した。その後もアメリカでAIの需要が拡大するなどの期待を引っ張る形で株価が上昇を続けている。11月4日につけた5万2636円が今年の最高値となっている。その後、AI関連銘柄への過熱投資に警戒感もあって、現在は一進一退で5万円を挟んだ値動きとなっている。
来年の格言は「午尻下がり」で、株価が下がりやすい年とされている。市場関係者は4万円台後半~5万円前後と今年と同じ水準が続くとの見方がある一方、条件が調えば年末には6万円に達するという見方もある。楽天証券経済研究所・土信田雅之シニアマーケットアナリストはAI需要は引き続き拡大する見通しだが、関連企業への投資拡大をバブルと表現する投資家もいて、回収できるかが注目されている。アメリカや中国などの海外リスクも挙げている。アメリカでは来年、中間選挙が予定されているほか、中国では景気後退の懸念がある。
来年の格言は「午尻下がり」で、株価が下がりやすい年とされている。市場関係者は4万円台後半~5万円前後と今年と同じ水準が続くとの見方がある一方、条件が調えば年末には6万円に達するという見方もある。楽天証券経済研究所・土信田雅之シニアマーケットアナリストはAI需要は引き続き拡大する見通しだが、関連企業への投資拡大をバブルと表現する投資家もいて、回収できるかが注目されている。アメリカや中国などの海外リスクも挙げている。アメリカでは来年、中間選挙が予定されているほか、中国では景気後退の懸念がある。
