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「土屋作之丞」 のテレビ露出情報

今回開かずの金庫があるのは山形県尾花沢市の銀山温泉。日本有数の温泉地であり、銀山温泉はその名の通りかつては銀の鉱山として栄え、日本三大銀山の一つとして知られている延沢銀抗洞がある。今回の依頼人は土屋良太さん。家の中に入ったがもうこの家は空き家の状態で、土屋さんの祖父母が暮らしていた家。祖母が昨年他界し、現在は空き家になっているという。普通の家にしかみえないが、遺品整理をしている時にとんでもないものが見つかったという。それは掛け軸。祖父が古美術商をしていたこともありこうしたものが出てきたという。依頼人の祖父の三雄さんは全国各地を飛び回っていたこともあり、置物などの様々な骨董品が家から見つかった。さらに土屋さんの家系図も見つかった。その中には土屋作之丞という名があったがこの地域の銀採掘の総指揮者でこの一体を栄えさせた歴史的人物。
骨董商として多くのお宝を残し、銀採掘の総指揮者の末裔を残した開かずの金庫は高さ125センチ、横幅75センチ、重さ500キロ。土屋さんは金庫を前に出そうとしたが、動かなかったという。また金庫についてその中が開いているのを見た人は家族の中でもいないという。祖父だけが使っていた開かずの金庫。そして開錠に挑むのは玉置恭一。玉置はその金庫についてこの時代によくある金庫で大正時代でみるタイプのもの。2つのダイアルとカギを開けるダブルロック式。しかし右にレバーがなく折れてしまっていることが気がかりだという。そして開かずの金庫の開錠作戦がスタートした。また今回の金庫は3つの文字を揃えて開けるため、その組み合わせは21万6000通り。折れたレバーの芯は残っていて、これで感覚と音を頼りに作業ができるという。
作業開始から20分が経過した所で開錠に成功した。その中身は木の板に2つの箱などがあった。また京都の二条城に展示されていた甲冑の立板や先祖の記録になる証明書的な写真があった。さらに旗も入っていて土屋家本家の家紋が描かれていたが、他にも刀が入っていたが作成者の名前入りだったが、その刀がなんでも鑑定団で300万の値がつけられていたという。そしてカバンの中には俗柳塘緝譚という江戸時代に活躍した酒井家の逸話集が描かれていた。また、1810年に書かれた貴重な四天王寺の資料も。

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