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「地球温暖化」 のテレビ露出情報

東京から北へ約1000kmのところにある知床は手つかずの自然を残す日本の秘境。秋、産卵のために海から川へやってきた鮭。それを待ち構えるヒグマ。ヒグマは豊富な獲物のおかげで冬ごもりの前に脂肪を蓄えることができる。1964年、知床は国立公園に指定され、2005年には世界自然遺産に登録された。知床は世界有数のクマの生息地。秋が終わる頃、厳しい冬を乗り越えるために獲物を探す。冬、知床の海岸を埋め尽くした流氷の海にオオワシがやってくる。オオワシの生息数は世界で5000羽ほど。その3分の1が知床とその周辺で冬を過ごす。
夜、満天の星が知床の空を彩る。月明かりに照らされた流氷の海。シマフクロウが動き出した。シマフクロウは世界最大級のフクロウで北海道にもわずか100つがいほどしかいない希少な鳥。海岸には獲物を探すキツネの姿があった。早朝、漁師は海へ出ていく。知床周辺の海は日本屈指の漁場。凍えるような寒さのなか上がってきたのはスケトウダラ。産卵のため浅い海に上がってきていた。日の出とともにオオワシが集まってきた。待っているのは漁師が獲り逃した魚。鋭い爪で魚を捕らえる。しかしそれを狙うオジロワシ。食べ物をめぐる激しい戦いが繰り広げられる。
流氷の上で休息するアザラシの姿。春になるとメスは安全な氷の上で出産する。2ヶ月以上に渡り知床の海に留まる流氷。メスにとっては欠かせない場所。氷の下には不思議な世界が広がっている。ここはキタユウレイクラゲやトガリテマリクラゲといった奇妙な生き物たちが潜むエイリアンワールド。羽ばたくように泳ぐのはミジンウキマイマイ。これを狙うの驚きの生き物がクリオネ。氷の下でも食うか食われるかの戦いが繰り広げられている。3月下旬、平均気温が0℃を超えるころ劇的な変化が始まる。春の日差しを受けて植物プランクトンが増え始めた影響で氷の下が茶色に変わる。流氷にはシベリアの大地から流れ込んだ鉄が閉じ込められている。それを食べるオキアミなど動物プランクトンが急激に数を増やす。1000kmに及ぶ流氷の長い旅。それは鉄という命の源を運ぶ旅でもある。流氷からの贈り物が知床の生き物たちを支えている。
数ヵ月の時を経て知床は再び緑に覆われる。冬眠から目を覚ましたヒグマ。ヒグマはアイヌの人々が山の神として崇めてきた動物。母グマと子グマはじゃれ合いながら仲良く遊び始めた。独り立ちするまで子どもたちはこの大自然で生き抜く術を母グマから学んでいく。海に現れたのはシャチ。食物連鎖の頂点に立つ海の王者。増えたオキアミを狙ってニシンの大群も現れた。さらに、この豊かな海を求めてハシボソミズナギドリが繁殖地のオーストラリアから赤道を超えてやってきた。次々と海に飛び込みオキアミを狙う。ところがそこに全長20mを越すナガスクジラが現れた。ナガスクジラは世界で2番目に巨大な動物。体重は50t以上にもなる。ここ数年、春から夏の知床沖でたびたび目撃されるというクジラたちの狙いもオキアミ。ナガスクジラの大集結は流氷の贈り物が生み出す圧倒的な命の共演だ。
季節が進んでいく。夏、エゾシカたちは食事の真っ最中。そのあとをヒグマの親子が追っている。周りを見張るシカ。子グマがシカの注意を引いてしまったため捕らえることができなかった。流氷が育む知床の海。岩場では昆布をはじめとした海藻がグングン成長している。食べるものも隠れる場所もたくさんあるため生き物たちにとって理想的な住処となる。砂地にはホタテガイ。天敵が近づくと水をジェット噴射しジャンプして逃げる。なかには天敵の犠牲になる者も。カレ イやヒトデと獲物を争う。その騒ぎに引き寄せられて巨大なミズダコが現れた。生き残ったホタテガイたちはここで卵を産み次の世代へ命をつなぐ。
豊饒の海は陸の生き物の命も支える。海岸に暮らすキタキツネ。潮が引くと獲物を探し始める。鋭い嗅覚で岩の間をくまなく探す。見つけた食べ物を子ギツネに分け与える。海岸にいれば食べるものには困らない。親ギツネは子ギツネのため獲物を探す。豊富な海の幸で子ギツネたちはすくすくと育っていく。知床の海は時に思いがけない大きな贈り物をもたらす。ヒグマたちがその魅惑の香りに惹きつけられてやってきた。クジラが打ち上げられていた。流氷が育んだクジラをヒグマが食べる。そしてその栄養がヒグマを通して海へと運ばれる。知床で脈々と続いてきた海と陸との密接な繋がり。この繋がりが世界に誇る野生の王国を築いてきた。しかし今、この命の輪にほころびが生じ始めている。ここ40年でオホーツク海の流氷の面積は25%も減少。地球温暖化の影響だといわれている。遥か1000kmの旅の末この地にたどり着く流氷。その贈り物がこれからも届けられることを願わずにはいられない。

他にもこんな番組で紹介されています…

2026年8月3日放送 18:00 - 18:10 NHK総合
ニュース(ニュース)
気候変動対策に取り組む団体が公開した。地球温暖化がこのままのペースで進んだ場合、2050年の8月8日に起こりうる気象の姿を天気予報としてまとめたシミュレーション映像を公開した。この年、気温が40度以上の酷暑日は全国157地点におよんで日中は外出自粛となり、熱中症患者の搬送が増え都内では救急車の到着まで1時間以上かかるほか、最大瞬間風速が100メートルに達する[…続きを読む]

2026年7月26日放送 18:30 - 20:50 テレビ東京
日本の海を守る!海上保安庁の激ヤバすぎる最前線100連発SP海上保安庁全面協力!激ヤバ最前線100連発
小樽港に横付けされた海上保安庁の船。3代目巡視船そうやは普通の船では動けない氷海を進み「北海の守護神」と呼ばれている。初の氷海航行はオホーツク海で1週間の初任務に挑む。ミッションは(1)流氷のデータ観測、(2)氷海での救助訓練。ヘリコプター搭載大型巡視船で全長92.4m。航海科が航海計画を立てて船の操縦を行い、機関科がスピード調整などエンジンの運転と整備を行[…続きを読む]

2026年7月24日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
多くの登山者の憧れアルプス山脈を代表する標高4478mのマッターホルン。スイスとイタリアにまたがるこの名峰、今年は雪や氷がない。マッターホルンでは1年のほとんどの時期、山頂部までを覆う雪や氷が落石を防ぐ存在にもなっていたため、温暖化と夏の猛暑は登山者を危険にさらしているとドイツZDFがリポートしている。

2026年7月18日放送 4:52 - 5:22 フジテレビ
テレビ寺子屋(テレビ寺子屋)
静岡県菊川市にある菊川文化会館アエルにて登山家の野口健が講演を実施。野口は小中時代には勉強ができない落ちこぼれで、高校に進学するとグレ始めて喧嘩ばかりするようになり、学校を停学中に植村直己の書籍と出会い、自分でも買われるかもと抱き登山を始めたなどと明かした。野口は清掃登山や被災地支援に環境教育活動をしており、長年の活動により日本の山でもゴミは減少し続けている[…続きを読む]

2026年7月15日放送 13:05 - 13:30 NHK総合
列島ニュース富山局 昼のニュース
国の特別天然記念物で絶滅の恐れがあるニホンライチョウの繁殖に取り組んでいる富山市ファミリーパークは今月、ヒナが誕生したことを発表した。今月6日~7日にかけて園内で飼育しているライチョウの卵6つが孵化したほか、長野・大町市にある「大町山岳博物館」で飼育されているメスが生んだ卵も孵化し、計7羽のヒナが誕生したという。このうち1羽のヒナはきのう死んでしまったが、6[…続きを読む]

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