真野は乃木希典の妻・静子を演じた。高橋英樹演じる児玉が隠居している乃木を再び表舞台へ連れて出そうと訪ねてきたシーンでは真野のセリフは一切なく、すべて受けの芝居だった。菅は「実はそっちの方がお芝居って断然難しいんですよ。セリフがあれば怒りの感情とかをセリフを言うことで表現できるんだけど今みたいに全くセリフがないと人の話を聞いた後の反応、表情、仕草だけで何かを表現するっていうのはすごく難しくて。このシーンを見た時に真野さんに上手いねぇって言いました」と明かした。真野は静子役について「やっぱり名誉だと思いましたね。この難しい役を。本当にちょっとしか出てないんですね。でも私は静子の全人生を知っているわけですから知ったような顔というか予感させるような受けをしていましたね」と振り返った。
ドラマの舞台は明治時代。菅は明治という時代について「司馬さんも書かれていますけどちょっとやる気があって頑張って勉強すれば誰でも何にでもなれる時代になったんだっていうことが一番大きな特徴かなと。江戸時代の人たちは国民って意識が一切なくて藩が国だったんですよ。男性は参勤交代で江戸へ行くことなんかもあったけど女性と子どもなんかはほとんど生まれた藩の中から出ないで一生を終わるっていう時代だったのがそういう意識が初めて取れて全員が日本国民ということを初めて知ったというような時代だったかなって」と語った。真野は明治時代について「ヨーロッパが400年かかってやったことを40年でやっているんですよね。そのエネルギーたるやすごいなと思って」と話した。
ドラマの舞台は明治時代。菅は明治という時代について「司馬さんも書かれていますけどちょっとやる気があって頑張って勉強すれば誰でも何にでもなれる時代になったんだっていうことが一番大きな特徴かなと。江戸時代の人たちは国民って意識が一切なくて藩が国だったんですよ。男性は参勤交代で江戸へ行くことなんかもあったけど女性と子どもなんかはほとんど生まれた藩の中から出ないで一生を終わるっていう時代だったのがそういう意識が初めて取れて全員が日本国民ということを初めて知ったというような時代だったかなって」と語った。真野は明治時代について「ヨーロッパが400年かかってやったことを40年でやっているんですよね。そのエネルギーたるやすごいなと思って」と話した。