ベネズエラの今後に大きな影響力をもつとされるディオスダド・カベジョ内務相。軍人出身で1992年にクーデターに参加、1999年~副大統領・国民議会議長・内務相などを歴任してきた。市民も恐れる強硬派で、治安部隊を統率、武装ギャング組織に近い反体制派を鎮圧してきた。ジェトロ・アジア経済研究所の坂口安紀主席研究員は、人権侵害・麻薬・汚職など政権内で一番手を染めた人物とされている。米国務省はカベジョ氏を閣僚と認めず、麻薬に関する罪で指名手配していて、約329億円の懸賞金もある。坂口さんはカベジ氏ら強硬派が政権にいると民主化は難しい、亡命させるなら国から離さないと政権移行プロセスは進まないとしている。
