「坂本龍一トリビュート展 音楽/アート/メディア」。過去作品やそのアップデート作が並ぶ中、キュレーターの1人である真鍋さんは新作を発表。真鍋さんのキュレーションで、404.zeroやStrangeloop Studiosなど最先端のアーティストたちによる新作が集まった。そして真鍋さんの制作した新作は「《Generative MV》」。グリーンバックで撮影された映像素材にAIが生成した背景CGをリアルタイムで合成していく作品である。鑑賞者がテキストを入力すると、背景が自動生成できるという。そんな真鍋さんを阿部さんは「アプローチのアート」と呼ぶ。新しいものに挑戦する坂本さんのスピリットを、真鍋さんが継承していると話す。