昨日さいたま市で、クルド人の新年を祝う伝統的な祭り「ネウロズ」が行われた。クルド人の新年は3月21日にあたり、今年も色鮮やかな民族衣装を身に着けた参加者らが、手をつなぎ輪になって春の訪れを祝った。主催団体によると今年は約1300人が参加したという。今年の開催を巡っては、一部市民から公園の管理協会に抗議の電話が相次いだという。そのため当初は「安全確保がム難しい」として使用を不許可としていたが、協会とクルド人を支援する団体が協議を重ね、条件付きで開催が許された。しかし会場には祭りの中止を訴える男が現れ、警察が取り囲むなど騒然となる場面もあった。主催者の代表は「ネウロズを通し、クルド人がどんな人か日本人に知ってほしい」と理解を訴えた。