高校応援団の大舞台までの1カ月を追いかけた。埼玉県立春日部高等学校、通称”春高”は、明治32年に設立された公立の男子校。そこに応援指導部と呼ばれる部活がある。1,2年生は下級生と呼ばれ、3年生は幹部として下級生の指導にもあたる。始まったのはサーブと呼ばれる練習。応援の基本の拍手をひたすら繰り返す。長いときには30分超える日も。突然、下級生たちが練習場の外へ走っていく。幹部と下級生とは休憩は別の場所でという部則と呼ばれる決まりだという。1年の須田翔太くんは、去年成績が落ち込んでいて春日部高校を受験するか迷っていた時、春日部高校の学校説明会にいって、その時応援指導部の先輩方がエールをくださって、勉強を頑張ろうと思ったという。春日部高校応援指導部は今年創部100年を迎える。その伝統を受け継ぐのが第99代団長の水戸要くん。小学生の頃はなぎなた、中学時代はバスケ部に所属。高校では新しいことに挑戦したいと応援指導部に飛び込んだ。実は1か月後、 応援指導部にとって一番の大舞台・臙脂の集いがある。3年生にとっては引退の場でもある。
住所: 埼玉県春日部市粕壁5539
URL: http://www.kasukabe-h.spec.ed.jp/
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