埼玉県では男子高校・女子高校を巡っては共学化すべきとの勧告があるが、これを巡っては賛否の声がある。埼玉県立浦和第一女子高校の同窓会からは少数の学校が配置される状況であり、男子校・女子校の存在は多様な選択肢となっていると立場を主張した。一方で市民団体共学ネット・さいたまの担当者は一方の性の入学を認めない男子校・女子校というのは性的少数者の権利を侵害するものであるとともにジェンダー平等のためには共学校が適していると主張している。廃止反対の意見としてはジェンダーによる役割を刷り込まれてしまうとの声が聞かれ、廃止賛成の意見としては昔は家政科などの授業があったが今はそういう時代ではないとの声が聞かれている。埼玉県の教育委員会は勧告に対する措置を8月までに報告するとしている。