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「堀内浩幸教授」 のテレビ露出情報

卵アレルギーの人でも食べられる卵についてスタジオで解説。アレルギー低減卵の中でも卵のアレルギーの原因となる複数あるたんぱく質があってそのうち熱処理すれば大丈夫なものもあるが、熱に強い特徴を持つのがオボムコイドという物質。それをゲノム編集によって取り除くという考え方なのだがオボムコイドを含まない卵なら加熱調理することでアレルギーの人でも食べられるようになると考えられたという研究だ。アレルギーの主な原因となるオボムコイドを作る遺伝子を切ることでオボムコイドが働かなくなるようにしているという。ゲノム編集によって切るということは遺伝子の一部を切るだけなので安全性という面では品種改良と同等だといえる。味については調理するとやや変質する部分はあるということなのだが味部分はほぼ卵ということで大きく変わるということではないという。アレルギー低減卵の研究開発を行っている、広島大学の堀内浩幸教授によると「オボムコイドのところだけに変異が入っていてそれ以外は普通のニワトリと何も変わらないので、生物学化学的に変なものが作られていないことを全部証明したということなので安全性、味に関しても大丈夫だ」と話している。さらに堀内教授はアレルギー低減卵を作る意義について「卵アレルギーの子どもを持つ子どもの家庭は卵製品が食べられないという状況だ。社会生活の向上につなげることを目指したい」と話しており、食生活の向上への貢献アレルギーで困っている人への食の選択肢の1つになることを目指したいという。この卵は実用化に向けて今後およそ60人を対象に、再来年春2026年まで臨床試験を続け、安全性などを確認できれば食品メーカーでは病院などに、この卵を使ったお菓子などが提供できないか検討しているという。

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