2024年6月25日放送 15:10 - 15:55 NHK総合

午後LIVE ニュースーン
午後3時台 アレルギーあっても食べられる卵?

出演者
宮崎慶太 池田伸子 伊藤海彦 安藤結衣 藤重博貴 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

ウィークリーキャスターの税所玲子を紹介。

きょうの暑さは?群馬 前橋から中継

群馬県前橋市の前橋駅前から現在の様子を中継で伝えた。手元の温度計では35度近くを指している。街を歩く人からは「日中の暑さはもちろん、午前中からこの時期にこの暑さはちょっと驚き」という声や「水分補給をかなり頻繁に行うようにしている」という声も聞かれた。

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前橋駅前橋(群馬)熱中症
ラインナップ

ラインナップは「中井精也のてつたび」など。

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中井精也のてつたび!
忘れられない動物との思い出

今日のメール・FAXのテーマは「忘れられない動物との思い出」。税所玲子は「一番最初に飼ったのはうさぎで、あらゆる物を食べさせたらネコサイズになった」と話した。伊藤海彦アナは小田原城の象のウメコをあげた。

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うさぎ小田原城
ニュースのおかわり
”卵アレルギーでも食べられる卵”を

食物アレルギーの原因物質の割合を見てみると鶏卵によるアレルギーは全体の3割(33.4%)にのぼっていて食物アレルギーの中では最も多い。症状が重い場合は命に関わるケースもある。そんな中「卵アレルギーの人でも卵を安心して食べられるように」大学そして食品メーカーと医療機関、病院が協力してゲノム編集を使った卵の研究が進んでいる。3歳の椋毛智暉くんに卵アレルギーの症状があると母親の絵梨香さんが気付いたのは1歳になる前だった。卵が入ったお菓子を食べると口の周りに発疹が出るようになった。その後、ごく僅かでも卵を口にすると全身にじんましんが出たり、吐いたりするようになり、専門の病院を受診した。検査の結果は重い卵アレルギー。卵を食べると場合によっては命に関わると伝えられた。卵が智暉くんの口に入らないよう、買い物や調理の際には入念に表示を確認している。いろいろと食べさせてあげたくても応えることはできないという。

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卵アレルギー消費者庁相模原(神奈川)食物アレルギー

卵アレルギーで苦しむ人を減らしたいと大手食品メーカーと広島大学が共同でアレルギーの人でも食べられる卵の研究を進めている。アレルギーの原因は卵に含まれる複数のたんぱく質。ほとんどは十分に加熱すれば食べても症状は出ない。しかし、オボムコイドというたんぱく質は加熱をしてもアレルギーを引き起こす性質がなくならない。卵からオボムコイドを取り除くため研究グループが活用したのはゲノム編集と呼ばれる技術だった。オボムコイドの遺伝子にこの技術を使うことでアレルギーが起きにくい卵になるはずと考えた。研究が始められてからおよそ10年。鶏が産んだ卵にオボムコイドが含まれていない卵がようやく確認された。将来の実用化を見据えてこの卵を使ったメニューの開発も進められている。子どもに人気のプリンもその一つ。開発された卵は通常の卵よりも僅かに固くなりやすい性質があった。新たに作り出されたこの卵。卵アレルギーの子どもが安全に食べることができるかを確かめる臨床試験がことし世界に先駆けて始まった。智暉くんも参加している。使われるのはこちらのパウダー。オボムコイドが含まれない卵を加熱して作られた。卵1個の25分の1の量をコーンスープに混ぜて食べてみる。これまでならアレルギー症状が出ていた量。体調に変化が起きていないか、医師が経過を観察する。卵を食べてから2時間。智暉くんにアレルギー症状は出なかった。臨床試験の代表を務める医師はこの技術が実用化されれば、卵だけでなく、さまざまな食物アレルギーへの新たな対策につながる可能性があると指摘する。

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オボムコイドキユーピーニワトリ卵アレルギー国立病院機構相模原病院広島大学調布(東京)

卵アレルギーの人でも食べられる卵についてスタジオで解説。アレルギー低減卵の中でも卵のアレルギーの原因となる複数あるたんぱく質があってそのうち熱処理すれば大丈夫なものもあるが、熱に強い特徴を持つのがオボムコイドという物質。それをゲノム編集によって取り除くという考え方なのだがオボムコイドを含まない卵なら加熱調理することでアレルギーの人でも食べられるようになると考えられたという研究だ。アレルギーの主な原因となるオボムコイドを作る遺伝子を切ることでオボムコイドが働かなくなるようにしているという。ゲノム編集によって切るということは遺伝子の一部を切るだけなので安全性という面では品種改良と同等だといえる。味については調理するとやや変質する部分はあるということなのだが味部分はほぼ卵ということで大きく変わるということではないという。アレルギー低減卵の研究開発を行っている、広島大学の堀内浩幸教授によると「オボムコイドのところだけに変異が入っていてそれ以外は普通のニワトリと何も変わらないので、生物学化学的に変なものが作られていないことを全部証明したということなので安全性、味に関しても大丈夫だ」と話している。さらに堀内教授はアレルギー低減卵を作る意義について「卵アレルギーの子どもを持つ子どもの家庭は卵製品が食べられないという状況だ。社会生活の向上につなげることを目指したい」と話しており、食生活の向上への貢献アレルギーで困っている人への食の選択肢の1つになることを目指したいという。この卵は実用化に向けて今後およそ60人を対象に、再来年春2026年まで臨床試験を続け、安全性などを確認できれば食品メーカーでは病院などに、この卵を使ったお菓子などが提供できないか検討しているという。

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オボムコイドゲノム編集卵アレルギー堀内浩幸広島大学
かけつけLIVE
変わるお中元 人気の商品

東京・日本橋にあるギフトセンターから中継。夏真っ盛りということでお中元のシーズンも到来。お中元はいつもお世話になっている人にこの夏、感謝の気持ちを込めて食品などを贈るという慣習。実はお中元は世相を反映しており「物価高」「高齢化」「猛暑」という今の時代の特徴3点からお中元のトレンドを見ていく。まずは「物価高」。ビールのイメージもあるがお肉とかビールハムの詰め合わせなどやっぱりぜいたくなものというイメージ。ただ最近、物価高なのでぜいたくなものというより調味料といった日常使いのものがよく出ているという。2つ目は「高齢化」。離れて暮らす親御または親戚の方などに贈りたいという方もまた、子どもがいなくて高齢世帯だけという方もいると思う。そこで、小龍包やシューマイなど食べる文だけを小分けにしたものが出てきた。また、マーボー豆腐など温めるだけといった火を使わないというのもトレンドとなっている。さらに離れて暮らす皆さんと最近、災害も多いのでレトルト食品や缶詰など防災の備えにもなるものが今、人気。そして最後は「猛暑」。もともとお中元って夏に贈るものから例えば、ジュースやビールなどもともと涼しいものを贈るというイメージがあった。ただ実はもっと涼しいものが出てきている、5時台にこの「より涼しい商品」を紹介していく。

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お中元日本橋(東京)
ミニ番つまみぐい
ホタルの里を守り継ぐ

「週刊4K ふるさとだより」から熊本県の菊池市で地元の子どもたちと共に40年以上ホタルを守る活動をしてきた「ホタルを育てる会」の稲葉一義さんを取材した様子を紹介。熊本県内のホタルはもう見られないところもあるが、場所によっては東側の産山村ではこのあと7月上旬ぐらいまで見られるという。

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ホタル旭志(熊本)稲葉辰馬週刊4Kふるさとだより
週刊4Kふるさとだより

「週刊4Kふるさとだより」の番組宣伝。

中継 今日のおまかせ
ミッション 「UFO」に乗り込め!

群馬・前橋市から中継。「UFOに乗り込め!」というミッションに挑戦。商店街の中で「UFO」に関する情報を聞き出そうとしたが、情報は得られず、ディレクターから「UFO」のイラストのヒントが与えられた。最後に聞いた人から「あっちのほうにある」という情報を手に入れた。

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前橋(群馬)
ネットdeアラカルト
メロンをおいしく味わえるネットコンテンツを探しだせ

メロンにひと工夫加えた食べ方が分かるネットコンテンツを紹介する。「手話キッチン」という番組のコンテンツから「カエルのフルーツポンチ」が紹介され、メロンをくり抜いてスイカなどの果物を丸型にして詰めれば完成である。また料理界のメガネ王子ことムラヨシマサユキのサイト「ムラヨシマサユキのうちcafe」から「大人のメロンクリームソーダ」を紹介し、適当に切ったメロンにレモン汁とグラニュー糖をミキサーでかけ、果汁とリキュール・スパークリングワインなどを混ぜれば完成である。

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(エンディング)
忘れられない動物との思い出/ニュースーンへの質問・感想は?

「アレルギー」や「忘れられない動物との思い出」に関するエンディングトーク。石川県の視聴者は「うちの子はナッツアレルギーで、おやつに沢山含まれていて不安である。特に避難所生活で苦労した」などと話した。また神奈川県の視聴者は「猫カフェに行った時にエサを頼んだが、知らん顔だった猫たちが飛びかかってきて、触れ合う間もなく知らん顔されてしまった」などと話した。

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石川県神奈川県

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