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「ゲノム編集」 のテレビ露出情報

卵アレルギーの人でも食べられる卵についてスタジオで解説。アレルギー低減卵の中でも卵のアレルギーの原因となる複数あるたんぱく質があってそのうち熱処理すれば大丈夫なものもあるが、熱に強い特徴を持つのがオボムコイドという物質。それをゲノム編集によって取り除くという考え方なのだがオボムコイドを含まない卵なら加熱調理することでアレルギーの人でも食べられるようになると考えられたという研究だ。アレルギーの主な原因となるオボムコイドを作る遺伝子を切ることでオボムコイドが働かなくなるようにしているという。ゲノム編集によって切るということは遺伝子の一部を切るだけなので安全性という面では品種改良と同等だといえる。味については調理するとやや変質する部分はあるということなのだが味部分はほぼ卵ということで大きく変わるということではないという。アレルギー低減卵の研究開発を行っている、広島大学の堀内浩幸教授によると「オボムコイドのところだけに変異が入っていてそれ以外は普通のニワトリと何も変わらないので、生物学化学的に変なものが作られていないことを全部証明したということなので安全性、味に関しても大丈夫だ」と話している。さらに堀内教授はアレルギー低減卵を作る意義について「卵アレルギーの子どもを持つ子どもの家庭は卵製品が食べられないという状況だ。社会生活の向上につなげることを目指したい」と話しており、食生活の向上への貢献アレルギーで困っている人への食の選択肢の1つになることを目指したいという。この卵は実用化に向けて今後およそ60人を対象に、再来年春2026年まで臨床試験を続け、安全性などを確認できれば食品メーカーでは病院などに、この卵を使ったお菓子などが提供できないか検討しているという。

他にもこんな番組で紹介されています…

2023年12月9日放送 19:00 - 19:30 NHK総合
NHKニュース7(ニュース)
米FDA(食品医薬品局)は、遺伝子が原因で起きる病気「鎌状赤血球症」にゲノム編集を応用した治療法を承認したと発表した。鎌状赤血球症は、アメリカでは約10万人の患者がいるとされている。ゲノム編集の新たな手法は2020年のノーベル化学賞の対象となっていて、応用が治療法として承認されたのはアメリカで初めてだという。

2023年11月23日放送 9:43 - 9:59 NHK総合
漫画家イエナガの複雑社会を超定義(漫画家イエナガの複雑社会を超定義)
肉厚マダイは世界で初めて流通した動物性のゲノム編集食品。マダイの遺伝子を操作し、食べられる部分を通常の1.6倍にした。他にも成長速度が1.9倍のトラフグもある。これを可能にしたのが「クリスパー・キャスナイン(CRISPR-Cas9)」というゲノム編集技術。自然界で数万年かかる進化を数時間で人の手で狙い通りに起こすことができる驚異的な技術で、ノーベル化学賞も受[…続きを読む]

2023年11月1日放送 4:20 - 5:00 NHK総合
国際報道SPOT LIGHT INTERNATIONAL
ゲノム編集規制緩和に反対の立場をとるのがオーストリア。取材の中で「交配の懸念」「透明性があって追跡できるシステムが必要」「気候変動の影響を悪化させないこと」などの意見がでた。

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