約2000万年前に海底で起こった火山現象が陸上で見られる場所がある。やってきたのは西伊豆町の堂ヶ島。海底火山の噴出物や名残が見られる場所は、日本や世界中に沢山あるが、他の場所は時代が古かったり変形したり変質してしまっているという。伊豆半島は時代が新しくあまり変質や変形を受けてなくてそのままの状態でみられるという。白い壁の正体は軽石。噴出したマグマに含まれていたガスが気泡のように泡立ち急激に冷えた固まった石のこと。そのため密度が非常に小さく、水に浮くほど軽い特徴がある。白っぽく見えるのは二酸化ケイ素を多く含んでいることと、無数の穴により光が乱反射するから。崩れやすい軽石だが、比較的新しい時代にできたものなので、まだ風化が進んでおらずそのままに近い形を保っているという。地層の上下の位置によって石サイズが違う。これは噴火の一連の流れがわかる痕。海底火山が噴火した際、万巻や噴出物は土石流となり海底へと流れ堆積。軽石は軽いため水中でゆっくりと降り積もり堆積。さらに、別の場所からマグマが噴出し火山弾として飛んできたものもあった。横に筋が入っているのは、波が作った模様だと言われている。
