自民党総裁選は、今週木曜日に告示、27日に投開票となっている。加藤勝信氏がきょう、上川陽子氏があす出馬を表明する予定だ。出馬を表明した高市早苗氏は、裏金議員の公認については、党の処分を見直さない考えを示した。選択的夫婦別姓については、旧姓の通称使用拡大に取り組むとしている。令和の省庁再編を訴え、内閣情報局や内閣情報会議を設置すること、憲法改正などを実施すると訴えた。朝日新聞の先月の調査で、次の総裁にふさわしい人について聞くと、自民党支持層では、小泉進次郎氏が28%、石破茂氏が23%、高市早苗氏が12%で3番手だった。高市氏周辺は、保守系の岩盤支持層の受け皿になるのは高市氏しかいないとしている。高市氏が決選投票に進出するには、議員票が重要になるという。前回の推薦人である小林鷹之氏が出馬表明したことで、流れてしまう議員もいる。つなぎとめる努力を怠ったツケが回ってきたとの見方もある。玉川は、支持率低下の要因である政治とカネの問題にいかに積極的に取り組んでいけるかが、一般の国民に対するアピールになるが、高市氏は、安倍派の議員から多く支持を受けているため、政治とカネの問題に積極的になれないなどと話した。立憲民主党の代表選について、玉川は、1回生議員とは思えない良い議論をしていて、そうした人材が野党にもいるというアピールになっているなどと話した。