世界的に抹茶ブームが起こっている中、ネクスト抹茶としてよもぎが注目されている。抹茶を含む緑茶の輸出量(財務省「貿易統計」)は右肩上がり。去年は1万2612トンにまで達した。その約7割が抹茶。活況の裏で日本茶がピンチ。強い危機感を訴えたのは飲料大手の伊藤園。伊藤園・志田執行役員は「お茶全体、日本茶の生産量がこの20年間で3割減っている」などと述べた。日本の茶業界が直面する高齢化や後継者不足による生産者減少。伊藤園は契約農家から茶葉全量買い取りするなどして、安定的な農業経営を目指している。影響は値上げという形ですでに出始めている。伊藤園は今年3月、緑茶飲料製品を5~25%値上げ。「お~いお茶緑茶600ml」の希望小売価格は216円から237円に上がった。浅草にある日本茶専門店「増田園総本店」でも去年より抹茶が1杯100円上がったという。世界の抹茶争奪戦が供給不足を招き、抹茶も高騰する事態に。抹茶ソフトも先月値上げしたという。今、注目されているのはよもぎ。上野忠・上野代表取締役は「抹茶の品薄と価格高騰で次の緑“ネクスト抹茶”という形で非常に注目を受けている」などと話す。コスパの良さに加えてノンカフェインという健康志向も後押し。上野忠のよもぎ出荷量は増え、去年は754トンと過去最多を更新。滋賀・長浜市ではよもぎをテーマにしたカフェが先月オープンした。よもぎラテ、よもぎ草餅などが味わえるという。
住所: 東京都台東区浅草1-1-17
URL: http://www.asakusa-noren.ne.jp/shop/masudaensohonten/
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